こんにちは、にゃむにゃむです。私は現在築30年の6畳1Kに住んでいます。比較的綺麗な物件なのですが、築30年となると、所々に年季が滲み出てるんですよね。シーリングライトは部屋全体を明るく照らしてくれるので、光量が必要な時は助かるのですが、その一方、古臭さまでが強調されてしまい、イマイチ気分がアガらない、、、ということで、間接照明でエモエモな部屋に生まれ変わってもらいましょう。
ちなみに元々のシーリングライトの部屋はこちらになります。情緒のかけらもない、、、
そして間接照明の部屋はこちらになります。良いじゃん!?!?
なんでダイソーのテープライトなの??
テープライトって色々出てますよね。有名なところで言うとSwitchBotのテープライトがあります。
ただ2023年12月22日現在、SwitchBotテープライトは3000円ほどで、そこそも良いお値段します。間接照明って、基本的には弱い光源を部屋の至る所に配置して明るさを保つ仕組みですから、テープライト1つ買えば実現できるものではないんですよね。仮に3つ買うとするとそれだけで1万円程になってしまいます。高い。
あと、いらない機能が多いんですよね、光色なんて変化する必要ないし、リモコンなんていらないし、長さも5mなんていらないし、、、ちょっとSwitchBotテープライトはオーバースペック感が否めないです。
「自分が間接照明で何を実現したいのか?」
それを考えるところから始めましょう。欲しい機能をまとめてみると、下のようになります。
- 部屋の3箇所(カーテンレール、ピアノの裏側、PCモニターの裏側)に間接照明を導入したい
- 点灯・消灯の2パターン管理できればよい。調光機能は不要
- すべての間接照明を一括で操作したい
- アレクサから声で操作したい
ということは、ライトに関しては極論ON/OFFさえできればいいですよね。
じゃあ、ダイソーでよくね???
https://jp.daisonet.com/collections/electricity0201/products/4972822810265
売ってるんですよね、ダイソーにもテープライトが。シンプルに光のON/OFFだけできて、長さも2mでちょうど良い!
ただ、これだけだとアレクサから操作することはできないですよね。その懸念は、スマートプラグを導入することで解決します。
スマートプラグも、色々な会社から出てますよね。それこそSwitchBotさんからもSwitchBot プラグミニが販売されています。定価では1個1980円。そこそこお値段が張る。
SwitchBotテープライトと同じなのですが、SwitchBot プラグミニも豊富な機能が搭載されてるんですよね。消費電力モニタリングとか。あんなの一度使用したらその後一生使わないと思うんですけどね。消費電力なんてそこまで日によって変わるものでもないし。
というわけで、最低限アレクサと連携できるスマートプラグを探しました。merossのスマートプラグです。4個入りで3360円でした。安い。
必要なアイテム
今回使用したアイテムは以下の4つです。
Merossスマートプラグ 4個入り | ¥3360 |
ダイソーのテープライト 3個購入 | ¥1650 |
USBプラグ | ¥ 0(家に余ってるものを使用) |
マスキングテープ(ライトテープ固定用) | ¥ 110 |
合計 | ¥5120 |
あれ?言うほど安くもない??まぁスマートプラグは他でも流用できますし、ライトが断線しても買い換えるのは550円で済みますからね。リスク分散もできてこの値段は安いでしょう(言い聞かせ)。
設置方法
ダイソーのテープライトは、usb給電なので、Merossに接続するためにはUSBソケットを使用する必要があります。これは、家電製品を購入すると必ずといって良いほど付いてきて、家に余るほどあるので、それを使いました。家になくてもamazonで3つセット1000円とかで売ってます。
merossのプラグ部分は左右で大きさが異なっています。なので、一般的な延長コードには刺さりません。コンセント直差しじゃないと刺せません。これはMerossが特殊なわけではなく、スマートプラグは全てこういう形状です。安全上正しい極性で刺す必要があるようですね。
ということで、コンセントに刺してみるとこんな見た目になります。
まぁ不格好ですが、ヨシ!
ダイソーのテープライトですが、LEDの間隔はおよそ3.5cmほどでしょうか。しっかり詰まってるのではないでしょうか。
テープライトの裏側には粘着テープが貼られています。が、今回はそれを使わず、簡単に貼ったり剥がせたりするように、マスキングテープを使用して愚直に貼り付けていきます。間接照明なんて家具の裏側にあるものだから、接着方法が多少不格好でも気にならないやろ!神は細部に宿る的な、Apple的思考の方には見苦しい画像になると思いますが、ご了承ください。
カーテン上はこんな感じ。
ピアノ裏はこんな感じ。
PCモニター裏はこんな感じ。
使用感!!
帰宅後、まず「アレクサ、電気つけて」と話しかけます。するとこんな感じ。非常に温かみのある光がカーテン上、ピアノ裏、PCモニター裏に灯ります。生活する分には申し分ないです。
読書などをするにはちょっと光量が足りないかな、という感じですが、それは別途モニターライトを購入しようかなと検討しています。
こんな感じのやつ。モニターの上部に設置して、デスクの上を照らしてくれるやつです。
モニター裏のライトは、映画を見る時なんかは邪魔なので、そんな時は「アレクサ、モニターライトを消して」と言うと、PC裏のライトだけ消灯してくれます。
布団の中でスマホをいじっていて、「そろそろ寝ようかな、、、」と思ったら、「アレクサ、電気を消して」と言うだけで全てのライトを消灯してくれます。わざわざ布団から出てスイッチを切る必要もありません。非常に快適!!!
使用方法
実現した間接照明ですが、使用方法としては「アレクサに話しかける」「アプリから操作する」「手動で消す」の3つとなります。
アレクサに話しかける
これが、自分がやりたかったメインの操作方法です。今回は間接照明を3つ導入していますが、「カーテンのライトを消して、ピアノ裏のライトを消して、PC裏のライトを消して、、、」なんてしていたら面倒ですよね。ライトを消している間に夜が明けてしまいます。
なので、これらの間接照明を一括で操作できる必要があるわけです。アレクサなら、「アレクサ、ライトを消して」と命令するだけで一発で消すことが可能です。
また、「アレクサ、カーテンライトを消して」「アレクサ、ピアノライトを消して」など、名前で指定してあげることで個別に操作することもできます。
アプリから操作する
今回はMerossのスマートプラグを使用しているので、MerossのアプリからライトのON/OFFを操作することができます。また、アレクサアプリからも操作することができます。左がMerossアプリ、右がAlexaアプリです。
まぁアプリを開くよりアレクサに命令した方が早いから、アプリからの操作は全くやったことないんですけどね。一応紹介でした。
手動で消す
merossのスマートプラグは、側面にボタンが存在して、そのボタンを押すことによって直接ON/OFFを切り替えることができます。
ただ、こちらも一度も使ったことないです。カーテンレール上のライトなんかは、物理的に手の届かない高さに設置されてますしね。。
快適!!!しかし、ちょっと気になる点はある
まず、前提としてめちゃ快適です。シーリングライトという風情の欠片も無い光源から解放され、あら不思議 築年数も 味のうち 日本家屋の 趣き溢れる などと、川柳を詠みたくなるような部屋に大変身しました。
強いて気になる点をあげるとしたら、毎回ON/OFFの際にスマートプラグから「カチッ」といった物理音がなるくらいでしょうか。この音も大きい音では無いので特に気にはなりません。多分スマートプラグはどれも音なるんじゃないかな。知らないですけど。
スマートプラグ(Meross)の紹介!!
タイマー・スケジュール機能
スケジュールのオン/オフ
「スマート」>「スケジュール設定」>「右上の+ボタン」>「スケジュールのオン/オフ」と画面を進むと、各デバイスでスケジュール設定をもとに電源のオン/オフを切り替えることができます。
指定できる設定は以下の通りです。
ステータス | トリガーとなる時間 | 実行する曜日 |
– オン – オフ | – 日の出のXX時間〇〇分前 – 日の出からXX時間〇〇分後 – 日の入りのXX時間〇〇分前 – 日の入りからXX時間〇〇分後 – XX時〇〇分 | – 月 – 火 – 水 – 木 – 金 – 土 – 日 |
つまり、以下のような設定が可能です。
- 月〜金は朝7時に扇風機をつける
- 毎日、日没10分前に電気をつける
- 土曜日は日の出10分後に加湿器を消す
などなど!日の出/日の入り機能は面白いですね。まぁSwitchBotのスマートプラグミニにも搭載されてますが。
x分後に自動オフ
「スマート」>「スケジュール設定」>「右上の+ボタン」>「x分後に自動オフ」と画面を進むと、指定した時間後に自動でオフにすることができます。こちらの機能はオフにしか対応しておらず、「1時間後にオンにする」といった設定はできないようです。
シーン機能
「スマート」>「シーン」>「右上の+ボタン」と画面を進むと、複数のデバイスを一つのシーンとしてまとめて、一括でオン/オフする設定ができます。これを使用することによって間接照明を同時に点灯・消灯することが可能になります。
アレクサアプリとの連携方法
ボトムナビゲーションから「ユーザー」>「Amazon Alexa」と進むことで、アレクサとの連携をすることができます。amazonアカウントでログインすると、連携が完了します。
アレクサから、間接照明を一括操作する方法
ボトムナビゲーションから「デバイス」を選択肢、右上の「+ボタン」をタップします。
すると、モーダルが表示されるので、リストの中から「グループ」をタップします。
「部屋またはデバイスのグループを作成」をタップします。
名前は、一番下に「カスタム名」と言うものがあるので、そちらで自分の好きな名前をつけます。例えば「電気」に設定すれば、「アレクサ、電気を消して」と言うだけで間接照明を消すことが可能になります。
デバイスを追加する画面になったら、先ほどMerossで追加したデバイスが表示されているので、全て選択します。すると、登録が完了しました。
まとめ
今回はダイソーのテープライトとスマートプラグを使用して、5129円で間接照明のシステムを作成しました。スマートプラグはそこそこ値段しますが、テープライトは500円で購入できるので、皆さんも是非参考にしてみてください!
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