スプレッドシートを使ってオリジナルの家計簿を作成しよう!~概要紹介編~

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こんにちは、にゃむにゃむ(@nyamu_hack)です。前回は、マネーフォワードの使い方、メリット・デメリットなどを解説しました。

この記事の中で、「私は家計管理にマネフォ使ってないんですどねぇ」みたいな発言をしたのですが、では私が何を使って家計管理をしているのか、という話をしていきたいと思います。

先に断っておきますと、申し訳ないことに今回の話は自分の環境に強く依存していまして、この記事を見た方がここで紹介した機能を全て再現できるものではないです。

ただ、基本的なスプレッドシートの使い方や、家計管理の考え方などは大いに参考になるかと思いますので、最後まで読んでいただけるとありがたいです。

スプレッドシートを使って作成した家計管理シート公開!!

こちら、今年1月の家計簿となります。全体を見ても何が書かれているのかわかりませんね。詳しく見ていきましょう

カテゴリーごとの収支

収支のカテゴリーって色々ありますよね。自分は、以下のカテゴリーを使用しています。

まず、固定支出です。これは電気代やガス代など、毎月だいたい同じ料金かかる出費を指します。

それ以外の月毎に出費が変動する支出を流動支出と呼んでいます。自分はこの流動支出を「生活支出」と「娯楽支出」に分けています。なぜ分けているかというと、生活支出は娯楽支出と異なり「生きる上で必要な支出」なので、節約の対象にはしたくないという思惑があるからです。

生活支出は食費、日用品、ヘルスケアにカテゴリー分けしています。娯楽支出は、交通費、交際費、趣味にカテゴリー分けしています。

「交通費って生活支出じゃないの?」という声が聞こえますが、全然違います。だって

自転車移動すれば交通費なんてかからないしね。

そして、収入は「給料」と「売り上げ」です。「売り上げ」というのは、メルカリなどでの売却益を指します。

このようなカテゴリーごとの収支が一番左上にある表となります。

固定支出は月毎に金額が大きくは変わりません。なので、1月の固定費総額を2月の集計分に、2月の固定費額を3月の集計分に、、という様に、1ヶ月ずらして集計する様にしています。

すると何が嬉しいかというと、月の初めの段階で、その月の家計簿に記載される固定費の額が全てわかる様になります。なので、「今月は電気どのくらいかな〜」という見積もりを立てる必要がなくなります。ここ重要!

先月の生活支出

右側部分で集計している、先月分の生活支出

固定費と同様の考えで、食費や日用品などの生活支出も、先月分の費用を今月分の支払いとして家計簿に記載する様にしています。

こうすることで、娯楽支出と生活支出を区別することができ、「食費を削って浮いた費用を娯楽に費やす」という、生命維持の根幹に関わる様な悪手を繰り出すリスクを減らしています。

今月の娯楽支出

娯楽支出は生活支出と違って、今月分の支出を家計簿に集計しています。基本的に月初めは娯楽支出のみが未確定となっている状態で、給料から諸々の支出を差し引いて残った金額が、全て娯楽支出として使用できるという状態を目指しています。

仮想ローン

こちらは、高額な買い物をした時のその支出を何ヶ月分かに分割して、家計簿に計上する仕組みです。一括で支払いはしているが、家計簿上は分割ローン支払いの様に記載するので、「仮想ローン」という名前をつけています。

収入

こちらは特に面白みもなく、純粋に収入を計上しています。

今月の使用可能額

以上の収支を踏まえた上で、今月娯楽支出にあと何円使用できるかな?(今月使用可能額)というのを計算します。計算式は、

今月使用可能額 = 総収入 – 固定費 – 生活支出

です。そして、「総収入」も「固定費」も「生活支出」も基本的に月初の時点で確定しているので、「今月使用可能額」も月初に確定しています。

なので、その中で娯楽支出を抑えるかのみを考えて生活すればよいという状態を作り上げることができます。

マネフォとの機能比較

今回のスプレッドシートとマネフォで機能の比較をしてみましょう

マネフォ自作家計簿
カテゴリーごとの収支
今月の使用可能額◎(娯楽費用に特化できる)
月初めの予算割り振りそもそも不要
クレカ連携○(次回解説)
収支の入力
仮想ローン機能×
マネフォと今回作成した家計簿シートの機能比較

自分でカスタマイズしているので当たり前ですが、マネフォに存在しない機能も自作家計簿ならば実現することができて非常に便利です。

データを閲覧する部分は今回紹介したのですが、「クレカ連携」や「収支の入力」の機能に関しては、まだ紹介していないので、次回紹介したいと思います。

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